本日はロボ研でした。正式名称ロボティクスラボ那覇校。研究者達が集って作られた(株)リバネスから生まれた小学生向けのロボット工作教室です。弊社ではリバネスからのカリキュラム提供により沖縄でのロボ研の教室運営をしています。この教室のまあまあ凄いところは、研究者達によって開発された4年間のプログラムとそれを支える現場の研究者と講師のみなさん。ロボットを作るにあたって必要な知識と技術、物作りへの考え方や取り組む姿勢まで、優しく、わかりやすく、時に厳しく指導していきます。私が小学生の頃なんて、ロボットといえばアニメの世界だけの遠い憧れの存在で、その姿と触れる手段はプラモデルしかなかったのですが。。それが今では第4次産業革命の柱となるといわれているロボットを作るために必要な環境がすぐ近くにある。凄い時代になったなとしみじみ思います。反面、10年後には65%の仕事がAIやロボットにより自動化されるという不安だらけの時代にもなった。ただでさえ沖縄は、子どもたちが将来なりたい職業を考えた場合、我々大人達が示してあげられる職業の選択肢はかなり少ないのに。。沖縄の未来を考えると今主軸となっている観光産業だけでは表面的な潤いはあってもお客も、もてなす側も大量に消費し合うだけで、子ども達に自信を持って勧められる産業とは言えない気がします。

「将来は沖縄の課題を解決するロボットをつくりたい。自分がつくったロボットが沖縄に暮らす人々を豊かにするんだ」

そんな夢のある職業観をロボ研では子ども達に広げていければと思います。

そうなれば必然的に勉強に取り組む意識も変わるし、結果も変わる。沖縄の未来も変わるのだと思います。